ものを見る目を養う!絵画や工作は脳の発達を促す!?

子供はとにかく絵を描くことや工作が大好きです。好きなことをやらせたいと感じている方には絵画教室などの芸術系の習い事をおすすめします。

子供は教えなくても絵をかくし、牛乳パックや割りばしなどを使って自由に工作をするのであえて絵画教室や造形教室に通わせなくてもという考え方もあります。

スポーツや書道、ピアノなどは技術が身につく、他の子ができない特技ができるなどのメリットがありますが、芸術教室はどうなのかな?とつい思ってしまいます。

しかし、スポーツや書道、ピアノを幼少期から習ったとしてもその道で生計を立てている人はほんのわずかで、ほとんどの人が大人になってからはやっていない、趣味としてたまにやる程度です。

それなら絵を描いたり、ものを作ったりするのも趣味として今後の人生にいい影響をもたらすことは間違いありません。

極端な話ですが絵を描くことが好きなら将来パソコンを使ってイラストを描いたり、工作が好きなら工学部で機械をいじったりすることもできます。

絵を描いたり、工作をすることはそのことだけにとどまらず何かを創造すること、表現することが好き、という部分を伸ばすことができるのです。

長男は幼稚園時代いろいろな習い事をしていましたが、中でも絵画教室は大好きでした。テーマを与えられるものの基本的に自由に描くことができたので、のびのびと好きな絵を描いていました。

サッカーやドッジボールなど体を動かすことが好きな次男に比べ、長男はコツコツと何かを作ることが大好きでした。放っておくと何時間でも絵を描いていたように思います。

絵を描いたり、工作をすることは集中力を育てるほか、形や色などものを良く見て観察する力を高めてくれます。

子供の描いた絵は時々大人には思いつかないような斬新な発想があったりして面白いものです。友人のお子さんは子供の描いた絵を立派な額に入れて飾ったら、来客になんというアーティストの作品ですか?と聞かれたそうです。

親にとっても絵具でリビングを汚されるのはいやなので、教室で思う存分やらせてくれるのは助かりますね。

造形教室の場合は1年間の間にいろいろなことにチャレンジさせてくれます。陶芸や染色、木工、木の葉や花を使った工作や卵の殻のモザイク、お面や楽器を作ったり、教室によってプログラムの内容は様々なです。

いずれもなかなか家ではできないような工夫が施され、子供たちも目を輝かせて取り組んでいます。

海外の幼稚園ではアートの時間が多いことに驚かされます。想像力や表現力を育てることをとても重視しているのがわかります。日本ではまだまだ芸術家のステータスは低いですが、欧米諸国はアーティストという職業がとてもリスペクトされているのです。

毎週通わせる時間の余裕がないという人は地域で単発で実施されている絵画教室やクラフト教室もあります。時間があるときに申し込み、親子でものづくりを楽しむのもいいと思います。

ただし、親子でものづくりをする時にはついついこうした方がいいんじゃない?と口を出してしまいがちですが、子供の気の向くままに作らせた方が案外いいものができることもあります。

芸術教室というと幼児中心というイメージがありますが、幼稚園から始めて高校生になっても続けているという人もいます。

好きこそものの上手なれですので、そこまで続けると何か将来役に立ちそうですね。