そろばんで暗算が得意に!集中力と計算力を養う!

私が習わせたくても時間が取れず習わせることのできなかった習い事はそろばんです。

そろばんはひそかなブームで習っている人、これから習わせたい人が実に多いのです。

そろばんを習うことのメリットはたくさんあります。実際に幼少期からそろばんを続けている有段者の話を聞くと、頭の中にそろばんが出来上がっていて、4桁や5桁の計算であってもすごい速さで頭の中のそろばんがはじかれ、答えがわかるそうです。

その感覚はそろばんをやったことのない私にはわからないのですが、PCに例えると頭の中で猛スピードでキーボードをたたいている感覚らしいです。

よく小中学校で暗算大会が行われますが、優勝者のほとんどがそろばんを習っています。実際には暗算というよりは頭の中でそろばんをはじいてるようです。

そろばんが右脳の活性化に役立つことは、専門家による研究でも証明されています。右脳が活性化されることで記憶力のアップにつながります。

日本の勉強は英単語を覚えたり、歴史を暗記したりと暗記物が多いので、記憶をつかさどる右脳が活性化されれば今後の学習にも大いに役立つと言えるでしょう。

そろばんを習っていた人の中には資格試験を受ける際にも役立ったと言っています。最近では私立小学校の中にもそろばんを数十時間も授業に取り入れているところもあるほどです。

ただし、そろばんによってある程度の成果を得るためには2級、3級ぐらいまで進まないといけないみたいですが、そろばんの級とはどのような仕組みなのでしょうか。

そろばんの級は10級から1級まであって、最初足し算や引き算から始まって掛け算や割り算へ移ります。級が上がるごとに桁が増え、計算も複雑になっていきます。

ここまで聞くとそろばんは子供の習い事としてとても有益だと思われますが、もちろん誰もが1級まで上がることができるとは限りません。

同じ兄弟でも6年生まで続けても4級までしか進めなかった子もいますし、1年ほどでやめてしまった子もいます。

集中力を高める効果のあるそろばんですが、どんな習い事にも言えることですが向き不向きがあるようです。級が進むほどに複雑で学ぶことに疲れてしまう子供もいるようで、ストレスになってしまうとせっかくの習い事が逆効果です。

またそろばんを習ったからといって算数が得意になるということはないようです。もちろん計算はスピーディにできるようですが、算数は文章問題や応用問題もありますし、考える力も要求されます。

算数には論理的に物事を考えることも必要となりますので、何事もバランスよく学ぶのがベストですね。

そろばん教室の基本情報ですが、週に1回から2回、月謝は5000円~8000円というのが一般的です。

幼児の場合は実際にそろばんを使用する前に、数を書く練習をしたり、簡単な足し算や引き算をして数という概念を学ぶことから始めます。

小学校に上がる前に算数というものに触れることができてよかったというのが、幼児のそろばん教室に通った母親の意見です。

じっくり取り組むことが嫌いでないなら、そろばんはおすすめの習い事だと思います。

合唱団ならピアノがなくても子供の音楽性を伸ばすことができる!

楽器は弾けないけど、音楽は好きという人少なくないはずです。

私は親になった今でも好きな歌手の歌のPVなんかを見てにやにやしています。

音楽って、歌っていいですよね。沈んでいるときでも気持ちを明るくしてくれますし、悲しい時は心を慰めてくれます。

子供の習い事で楽器を使わない音楽系のものというと、合唱団があります。児童合唱団は全国的に浸透していますので、お住まいの地域にあるはずです。

歌というのは誰のためでもない、自分が楽しむために存在するものと言っても過言ではありません。

子供というのが歌が好きです。幼稚園や保育園に入園する前から自宅で母親と一緒に、あるいはテレビや歌の絵本を見ながら歌を歌いますよね。

幼稚園や保育園に入園してからも季節の歌や手遊び歌など実に沢山の歌を学び、歌の楽しさを知っていきます。

合唱団と言われてもぴんとこない方は時々来日するウィーン合唱少年団を思い浮かべてみてください。制服を着て歌う子供たちの声は澄んでいて美しく華麗ですよね。

23区にもいくつか合唱団はありますが、おもな活動内容についてみてみましょう。合唱団では定期的な発表会の他に、日本各地へ演奏旅行やニューイヤーコンサートなどのイベント、テレビやラジオなどに出演することもあるようです。

参加可能な年齢は合唱団によって異なりますが、5歳くらいから中学生以下というのが多いかと思います。メディや舞台にも活動の幅を広げ、学校や幼稚園とは全く違った世界で活動できるというのも魅力的ですね。

児童合唱団の1年間のスケジュールを見ますと、合唱のレコーディングやNHKのテレビ番組の収録など興味深い内容が盛り沢山です。

子供にはいろいろな経験をさせたいと考えている方にはおすすめの習い事言えます。ただし、その分練習に費やす時間やかかげる目標レベルも高いと思います。

練習は週に2回ほど、1時間から1時間半というのは一般的です。週末に練習を行う合唱団もあるので、家族での予定を立てるのが難しくなることもあるかもしれません。

気になる月謝ですが、入団金として1万円、毎月の月謝も1万円前後かかるようです。その他にも発表会や地方への演奏旅行があれば、その分は自己負担となります。

夏休みの合宿もありますし、また共通の制服や靴、ソックスなども購入する必要があります。

幼少期から音楽に親しむことは知能の発達によい影響をもたらすと言われています。また合唱団では様々な年齢の子供たちとかかわりを持つことで社会性を身に着け、集団の中で自分の意見を述べたり、我慢したりすることを覚えていくのだと思います。

お互いに協力し合って目標を達成することはとても大事だと思います。また合唱というのはただ歌うのとは異なり、お腹の底から声を出すなど発声練習が必要となります。

音を聞き分ける耳の訓練やきちんと姿勢を整えることも学んでいきます。

しかし、何度も言うように習い事には向き不向きがあります。運動をして思い切り体を動かしたいというお子さんではあれば運動系の習い事を優先していいと思います。

配役バトルもなんのその!劇団で自己表現力と協調性を伸ばす!

児童劇団は習い事としてはあまりメジャーではないかもしれませんが、盛んな地域もあるようです。

児童劇団と呼ばれるものの中には将来の芸能界入りを目指す、タレント事務所的なものもあるようですが今回は純粋な習い事としての児童劇団にスポットをあててみました。

児童劇団では演劇活動を通じて、創造力や表現力を身に着け、人間として成長することを目的としています。

劇団というグループの中で一人一人が役割を担い、責任を持った行動をとり、協調性や社会性を培うことができます。

児童劇団での練習時間は月に4回程度、一回数時間という場合が多いです。その他の習い事のように短時間ではなかなか練習がはかどりませんので、土日などにまとめて練習を行うことになります。

練習は専用のスタジオもしくは自治体の児童館や地域のコミュニティセンターの多目的室を借りて行うこともあるようです。

参加年齢はおそらく台本を読んだり、台詞を覚えたり、複雑な動きがあったりということを考えると小学校低学年からという場合が多いです。

年に1,2回発表会、または公演を行うのはもちろんのこと夏休みには合宿などを実施している劇団もあるようです。

デメリットについて児童劇団で実際に活動している子供の母親に話を聞くと、とにかく発表会での配役でトラブルが起こることが多いということです。

これはバレエなどの発表会でも言えることですが、やはり上手な子、実力がある子が重要な役に選ばれるのはよくあることです。

しかし、本人はもちろん母親にしてみれば納得できないこともあるようで、毎年発表会の時期になると母親たちの間に微妙な空気が流れるそうです。

このような傾向は女子の親に多く、男子に至っては積極的に前に出たい子もいれば、あまり配役にはこだわらず楽しんでいる子もいます。

劇団に参加している子供の中には将来的には芸能界へ入りたいと考えてる親子もいるようなので、ただ楽しく習い事をと考えて入団した場合には温度差を感じることがあるかもしれません。

また発表会には費用がかかり、衣装の制作も母親の仕事となります。子供の晴れ舞台のため仕方のないことですが、裁縫が得意でない人や仕事が忙しい人には負担が大きいかもしれません。

児童劇団の中でも知名度が高いのが東京にあるNHK東京児童劇団です。現在は小学校1年生から6年生まで、173名在団しています。

NHK東京児童劇団は昭和26年発足と歴史が長く、舞台公演や合宿の他に、NHKのテレビやラジオに出演するチャンスが与えられます。

過去の舞台公演の内容を見てみると、オリジナリティにあふれた舞台が多く、かなり本格的です。また口コミを見るとNHK東京児童劇団は役員なども選出されるようで、役員になった場合には負担も多くなります。また都内にお住まいでないと通うのは難しいですね。

児童劇団は習い事としては時間や親の負担、費用の面でもハードルが高いように感じます。それでも将来芸能の道に進みたいと考えているなら有意義であることは間違いありません。

ただし、前述の通り子役志望の子供たちにレッスンを行うタレント事務所も多数あり、そちらは入会金20万、月謝3万など高額な費用が掛かることが多いので覚悟してください。

日本とは違う海外の習い事事情!外国の子供はこんな習い事をしてる!

日本では水泳や体操教室などが人気ですが、海外の子供たちの習い事事情も気になります。

海外の子供たちにはどんな習い事が人気なのでしょうか。

私の友人家族が現在アメリカ、ボストンに駐在しているのですが、アメリカではどんな習い事が人気なのか話を聞くことができました。

ボストンは全米都市の中でも比較的生活水準の高い人々が暮らしている街でもあります。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など全米屈指の名門大学があることでも有名です。

ボストンの幼稚園や小学校では男子の習い事ではサッカー(フットボール)やバスケットが人気があると言います。幼稚園が終わった後に、地域のサッカー場を借りて練習が行われているということです。

水泳も日本同様に人気があります。日本のように学校にプールがあることは稀なので、近くのプールを借りてレッスンが行われています。

ボストンのニューイングランド調の古い町並みを見ていると一体どこに広いプールがあるのか不思議になりますが、外観はアンティークでも中にはごく普通のプールがあり驚かされます。

友人のお子さんはその他にも空手を習っていたそうです。欧米では護身用という意味合いも含めて、武道がとても人気があります。

男子に限らず、女子でも空手や合気道、テコンドーを習っている子供が少なくないそうです。

友人のお子さんは男の子だったので、女子の習い事については詳しくはわからないそうですが、やはり人気が高かったのはバレエやダンス、チアリーディングです。

チアリーディングは年齢を増すごとに人気が高まります。チアリーディング部に入っているというだけでクラスの人気者ですし、重要なポジションをゲットするためには親が学校に貢献することが求められます。

しかし、同時に親や部員同士の妬みや嫉妬が絶えないトラブルの多い部活動だと聞きましたが、真偽のほどはわかりません。

欧州では音楽系の習い事が人気があります。ピアノやフルート、バイオリンなども良家の子女の多くが習っていると聞きます。日本のように集団で教室に通うことは珍しく、一般的に講師の家や自宅に講師を呼んでレッスンを受けることが多いようです。

熱心に学ぶ子供も多く、欧米には有名な音楽学校も多いのでそちらの道に進むことも珍しくありません。

シアタークラス、ドラマクラスなどと呼ばれる演劇の習い事は幼稚園の授業にも取り入れられているほど重視されている授業です。習い事としては児童劇団と似ていますが、子供に自主的に何かをやらせることが多いです。

例えば、ディズニーの「ファンタジア」という初期の有名な作品がありますがあの音楽に合わせて30分以上もの長い時間パフォームさせられることもあります。

踊りや動きなどを細かく指示されることはなく、講師はひたすら自分の頭の中で想像し、心の赴くままに踊りなさい、演じなさいと指示をするのです。

このように自分自身でなにかを作り出し、表現力を高めるドラマの時間というのは欧米独特の教育方法だと思います。

アジアの子供たちはどのような習い事をしているのでしょうか。アジアの子供たちの習い事はどちらかといえば日本に似ています。

塾のようなお勉強系の習い事をしている子供が多く、英語教室もいたるところにあります。日本人駐在員の多いアジアの都市では日本人講師による塾やピアノ、武道などの習い事も多くあり、帰国したときに困ることはないでしょう。

ただし、アジアの場合貧富の差が激しいのでこのような習い事ができるのは一部の裕福な家庭の子供だけなのかもしれません。