お勉強系の習い事は机に向かう習慣と勉強の基礎を作ってくれる!

お勉強系の習い事といえば、幼児教室と呼ばれる知育教育を行っているスクールがたくさんあります。

見ることや聞くことで子供の能力を伸ばしてくれる幼児教室は受験を希望する母親たちの間では人気があります。

ひらがなを書いたり、足し算をしたりということは幼児教育ではあまり重要ではありません。

手先を動かしたり、季節の行事について学んだり、日常生活における常識を身に付けたり、それが幼児教育の基本です。

点線をなぞったり、迷路を解いたり、同じ図形を探したり、ブロックの数を数えたり、幼児教育にはいろいろなカリキュラムやメソッドがあります。

幼児教育が必ず必要かと言われると私ははっきりイエスともノーとも言えません。幼児教室に通わなくても、自分で興味あることをみつけて、取り組む子もいますし、幼児教室に通うことできっかけを見つけることができる子もいます。

幼児教室に通うことで小学校での勉強をスムーズにスタートすることができたという声も聞きます。

幼稚園は社会生活を育むうえで必要な基礎を身に着ける場所ですが、幼稚園生活だけでは十分ではない場合もあります。

幼児教室に通うことで長い授業の間もきちんと座っていられるようになったり、集中して物事に取り組めるようになるメリットはあります。

問題を解いたり、わからない部分を先生と一緒に考えたり、学んだことを応用したりと小学校で行う学習の土台を作ってくれることは間違いありません。

うちの子供たちは年長からある新進の学習塾に通い始めました。教室でおもに知育用のブロックやスティックを使って図形についての問題を解いていく方式でした。

工作をしたり、作文を書いたりすることもありました。とくに何かを期待したわけではなく、せめて小学校に入ってきちんと椅子に座っていられるようにと始めた教室でしたが上の子にはとても合っていました。

謎解きのように問題を解いていくのが好きで、その遊びの延長上に勉強があるという感じで小学校に入って始まった漢字や足し算、引き算にも抵抗はありませんでした。

あまりにいろいろなことがスムーズにできたので1年生の時の担任の先生に何か習い事をやっていましたか?と聞かれたほどです。

塾といえば、圧倒的な生徒数を誇るのが公文です。公文は私たち親世代にもなじみのある習い事です。

公文は与えられた課題をそれぞれが解き、終わったら授業終了という独自の学習法で勉強を進めていきます。自分の意見を言ったり、意見を交換したりという場はありません。

しかし、この勉強法はこれはこれでありではないかと思います。何か新しいものを発見するということはありませんが、学校の授業を補足してくれる勉強方法だと思います。

塾に通わせるほどではないけど、学校の勉強だけでは不安という母親の気持ちにうまく寄り添っていると思うのです。

小学校高学年なると受験を希望する家庭も多く、大手学習塾へと移行とします。こうなるともう後はひたすら受験のための勉強を詰め込むことになります。

いきなり受験勉強を始めるよりも少しづつ受験へのステップを作っておきたいという人にもお勉強系の教室はおすすめだと思います。

ただし、忘れてはいけないのは子供にとって大事なのは勉強よりも遊びだということです。友達同士で遊んだり、親子で休日に出かけたり、そのような経験こそが将来役立つと思います。

沢山の経験をして、沢山の発見をして、たくさんの失敗をする。それが幼少期に最も大切なことなので、塾や教室に過度な期待をするのは避けた方が良さそうです。