空手・柔道・剣道!武道で礼儀作法を身に着ける!

他の記事でも書きましたが、私は男の子が生まれたらずっと武道をやらせたいと思っていました。

長男を年少のときに空手の体験レッスンに連れて行ったのですが、講師の気合いと大声にすっかりびびって逃げ出してしまったのです。

それから数年して今度は次男に空手を習わせることに成功しました。そのときは体験レッスンを受けずに即入会しました。

最初のレッスンは本当にコントにようでしたね。もちろん型もできませんし、待っている間もじっとしていることすらできません。あっちにふらふらこっちにふらふら。

先生の話もそっちのけで教室にある鏡をのぞきこんでいたり。それでも2カ月たつころにはどうにか空手らしい動きができるようになってきました。

空手は型を学ぶことが基本で、右足が出たり、左手が出たり、順番が難しく見てる私には覚えられない動きも多くあります。

集中して先生の話を聞いて、動きを観察しなければまねできないものばかりです。次男は活発でじっくり何か取り組むことがどちらかと言えば苦手な性格でしたが、空手をやらせることで集中力を身に着けることができました。

そしてこれは武道を習っている方が口をそろえていうことですが、礼儀作法が身についてきたように思います。

挨拶はもちろんのこと、靴をそろえることや正座をすることなどは基本的なことですがなかなか日常生活ではできていないことも多くあります。レッスンが始まるとなんだか見学をしている親までぴしっと身がひきしまる思いがします。

この緊張感が小学校入学を控えた次男には必要だったのではないかと思いました。普段は幼稚園でもサッカー教室や体操教室で友達とふざけて楽しそうな次男ですが、精神を統一し、なにかに集中する時間が週に1時間ぐらい、あっていいのではないかと思ったからです。

武道といえば空手の他に柔道や剣道、合気道、なぎなたなどがあります。武道系の習い事の特徴はいろいろな年齢の子供たちが一緒に学ぶことや費用がリーズナブルということが挙げられます。

警察署などで剣道や柔道を教えているところもありますので、道場とあわせてチェックしてみましょう。

武道教室は週に一回以上稽古がある道場も多く、仕事のあとに先生が教えているという場合には平日18時以降、もしくは週末に稽古が行われることもあります。

本格的な道場の場合、小さな子供が習い事をするには時間が遅いかなと感じることもあります。

自治体の体育館やコミュニティセンターなどで子供向けの武道教室を行っているところもありますので、そちらの方が時間帯などの条件が合うかもしれません。

武道には胴着が必ず必要です。空手、柔道、剣道などいろいろありますが、それぞれ微妙に胴着は異なり、剣道の場合には竹刀なども必要となります。夏場は洗濯にも手がかかります。

自分は強いんだという意識は自信につながり、正義感を培ってくれるのではないかと思います。武道で身に着けた強い精神力は今後の人生をいろいろな意味でサポートしてくれると思うのです。

ある著名なバイオリニストが小学校低学年から空手を始め、空手があったからこそ挫折せずにバイオリンをやってこられたと話していたのを聞いたことがあります。

いくつか習い事をしていても、習い事は互いにいい影響を与えるということがあるのかもしれませんね。