運動系の習い事として水泳の次に人気なのが体操教室です。
幼児では特定のスポーツに限定するのが難しいのでとりあえず身体能力を高め、小学校に入ったら何か運動をやらせようと考えている親が多いと思います。
体操教室では柔軟性を高めるストレッチ運動をはじめ、前転や側転、鉄棒、ボール遊びなど楽しみながらいろいろな運動に取り組みます。
放課後体操教室を実施している幼稚園も多いので、最初に習う習い事としてもおすすめです。
体操教室に通うようになって風邪をひきにくくなった、けがをしなくなった、外遊びが好きになった、今までできなかったことができるようになったなど前向きの報告が多くあります。
とくに鉄棒、マット運動、跳び箱などは自宅で練習するわけもいかず、またコツがあるようなので体操教室に通って初めてできるようになったという子供が多いのです。
うちの場合は縄跳びが100回近く飛べるようになりました。先生にコツを教えてもらったのも良かったですが、お友達と回数を競い合うことも闘争心に火がついて良かったようです。
ボールの投げ方や立ち幅跳びのやり方なども体操教室で覚えてきました。年に一回体力測定があり、徒競走や走り幅跳び、ボール投げなどを数値で評価してくれます。
全国平均などと比べることができ、また去年に比べてどれくらい上達したのか確認することができます。
体の柔軟性というものも成長とともにトレーニングをしないと失われてしまいます。次男はまだまだ体が柔らかく、柔軟体操も難なくこなすので羨ましいです。
とくに男の子の親はできれば運動神経がいい方がいいなと考えています。学生の間は運動ができることで評価される機会がとても多いのです。
バスケ部やサッカー部のキャプテンがもてていたのは誰でも記憶に残っていますよね。たとえもてなくても、運動ができることで一目置かれるようになるのは確かです。
体操教室の中でも最近とくに注目されているのがトランポリン教室です。大人の間でもトランポリンで筋トレができるとかダイエット効果があるという話を耳しますが本当なのでしょうか。
確かにジョギングなどに比べるとトランポリンは全身運動なので運動効果が高いようです。筋肉や体幹を鍛えるだけでなく、バランス感覚も養ってくれます。
トランポリンを使うことでひざなどに負担がなく運動ができますし、五感に働きかけ脳にもいいらしいのです。そして何よりも子供は飛び跳ねるのが大好きです。
子供が楽しんで、体力を付けることができるのですからトランポリン教室は大人気です。運動することに苦手意識を持っている子もすんなり入っていけるのではないでしょうか。
小学校に入ると足の速い子供がリレーの選手として選ばれるのですが、体操を習っていた子が多いように思います。早く走るために重要なのはフォームです。
体操教室では正しい走しり方を教えてくれるところもありますので、小学校に入ってからもきっと役に立ちます。
費用は5000円前後というのが多いですが、人気の教室だと7000円以上というところもあります。
何か運動をやらせたいけど何をやらせたらいいかわからないという人はとりあえず体操教室でオールマイティな体力を身に付けましょう。