料理教室は料理を作るだけじゃない!食育は生きていく上で欠かせない

料理教室、クッキング教室というと最近では大人の間でも人気があります。

大人の場合はおすすめのワインを飲みながら、聞いたことのないような横文字のレシピに挑戦するコースなどが人気があります。

子供の料理教室は大手の会社が主催しているものや個人で教えているものがあります。

子供の料理教室の場合、毎週授業があるというものは少ないと思います。子供は実際に日常生活の中で食事を作るわけではありませんから、それほど頻繁にレッスンを受ける必要はありません。

料理教室は基本的に一回で完結するレッスンが多いので、夏休みや冬休みなどの長期休暇の最中や、クリスマスやハロウィンなどイベントに向けてのレッスンを選ぶと楽しむことができると思います。

親子一緒にクッキングに挑戦するものと親と離れて子供一人で参加するものがありますので、年齢に応じて選ぶといいと思います。

料理教室というと女の子、というイメージがありますが、実は男の子の参加者も多いのです。確かに女の子の方が手際がいいのは否めませんが、最近は男子も自炊する時代です。

子供のころから料理の基礎を身につけておいて損はありません。

うちも次男は料理に興味はありませんが、長男は細かい作業、何かを作り出す作業が大好きなので何度か料理教室に参加しました。

かぼちゃで作るモンブランというコースに参加しましたが、見た目はいまいちでも味はとても美味しかったです。料理教室に参加するようになって、長男はキャンプでも野菜を切ったり、カレーの具を炒めたりする作業を率先してやってくれるようになりました。

中学生ぐらいになるときっとパスタなどもささっと作れるようになるでしょうね。

料理教室に通うもう一つのメリットは食育です。食育とは「食」に関する知識を身に着け、健康にいい食生活を実践することができるような教育のことを指します。

この飽食の時代で食べ物のありがたさ、また安全性について学ぶことはとても大切だと思います。健全な食生活をすることで体も心も健やかでいることができるのです。

料理教室ではこのような食育についても教えてくれます。食べ物にはどんな栄養素が含まれているのか、それらの栄養素はどんな効果があるのかということをわかりやすく説明してくれます。

日本の食の歴史について教えてくれるところもあります。日本古来の食事法や伝統のお菓子など、大人にとっても勉強になります。

もう一つのメリットは正しい包丁の持ち方やガスの使い方などを学べることです。小学校中学年になると子供を一人でおいて出かけることもあります。

そんなときに心配なのがガスですが、ガスの使い方や火の危険性をきちんと認識していればいたずらしたりすることはありません。

火に関して知識がないと子供は火を楽しいものだと勘違いしてしまうので、小学生になったら正しい火の使い方を教えることも大事です。

料理教室で作るレシピは子供向きのものが中心で、食べやすい味付けはもちろん盛り付けもかわいらしくて子供たちも大喜びです。

パン作りの教室もあり、パンをこねて、オーブンの中で膨らんでいく様子に子供たちも大興奮です。焼いたらこんな風になるんだ、普段食べていた料理にはこんな食材が使われているんだと新しい発見もたくさんあります。